2016年の2月にオーストラリアでトリマーをしているときに日本で母が脳幹出血で倒れ全身麻痺になりました。私には自閉症の兄もいるので、母と兄のお世話をするためにそのまま実家で介護生活が始まりました。

トリマーから2年近く離れていましたが、どうしてもトリミングがやりたくなり、実家から徒歩１分のテナントでトリミングサロンを開業しました。

介護を通して、母や兄から教わることも多く自分の無限の可能性に気がつき、殺処分ゼロや障害者や高齢者の活躍の場作りなどを目指してネットショップをオープン。こだわりのシザーやウェアは累計3万点以上ご利用いただいております。今後はさらに事業の拡大を目指し、保護活動への貢献をしていきます。

５歳からイヌの訓練の手ほどきを受けて以来、イヌと生活を共に過ごしています

訓練士としては、３１年目になり、専門学校講師をはじめ、動物病院やイヌ関連施設に於いてカウンセリングやアドバイザーを務めています。

現在の主な仕事内容は、人とイヌの通訳となり、双方の気持ちの橋渡しをしています。

パートナードッグとの間で、思い違いやすれ違いが原因で起こる様々な問題の修復改善を行っています。人の考え方や接し方で病気や怪我、言う事を聞かない等、様々なストーリーに対応して来ました。

教え子達の活躍が楽しみで、私自身も家庭やトリミングサロン、動物病院での原因不明の問題行動が改善されたり、訓練協議会での成績アップに貢献出来て、喜びが多いです。

私に出来ることは、イヌの状態や思いを直接人に伝えること、その為に必要なことは何かを探し当てる事です。

困っている人やイヌ達の手助けが、私に出来る事で、やり続ける価値のある事です。