【犬種図鑑】パピヨンの歴史と性格|軽やかな耳に受け継がれた知性

こんにちは。
「333Dog-Care」店長の鈴木沙織です。

床に伏せ、耳を立てて周囲の音に静かに意識を向ける『パピヨン』。
風を受けるように広がる耳と、すっきりとした体つき。
その佇まいからは、人の暮らしをよく観察しながら共に歩んできた犬種であることが感じられます。


歴史とルーツ|宮廷文化の中で洗練された犬

パピヨンの起源は、フランスやベルギーを中心としたヨーロッパにあるとされています。
16世紀頃から、王侯貴族の肖像画に小型のスパニエルとして描かれており、室内で人のそばにいる存在として親しまれてきました。

当初は垂れ耳のタイプが主流でしたが、時代とともに立ち耳の個体が定着し、蝶を意味する「パピヨン」の名で呼ばれるようになります。
家庭犬として広く飼育されるようになったのは、20世紀以降です。


パピヨンの基本データ

項目詳細
正式名称パピヨン
原産国フランス・ベルギー
用途コンパニオン
体重約3〜5kg
体高約20〜28cm
寿命13〜16歳
被毛シングルコート
公認団体FCI・JKC

特徴|耳と体つきが示す軽やかさ

パピヨンの被毛はシングルコートで、絹のような手触りが特徴です。
抜け毛は比較的少なめですが、細く絡まりやすいため、定期的なブラッシングが望まれます。

体は軽く、骨格は繊細です。
高い運動能力を持つ一方で、激しすぎる運動よりも、日常の散歩や室内での遊びが生活に合っています。


性格と暮らし|状況を読み取る知性

パピヨンは、人の動きや環境の変化をよく観察する犬種です。

  • 知的で状況判断が早い

  • 人とのコミュニケーションを好む

  • 刺激に対して柔軟に反応する

生活の中で一定のリズムを保ち、落ち着いた関わりを続けることで、安心感を持ちやすくなります。


健康上の注意|関節と口元のケア

パピヨンでは、

  • 膝蓋骨脱臼

  • 歯が小さいことによる口腔トラブル

といった点に注意が必要とされています。
滑りにくい床環境や、口元を清潔に保つ習慣が、日常管理の基本となります。


まとめ|軽やかに寄り添う犬種

パピヨンは、人の暮らしをよく観察しながら寄り添ってきた犬種です。

  • 無理のない運動量を意識すること

  • 被毛と口元のケアを習慣化すること

  • 落ち着いた生活環境を整えること


これらを大切にすることで、長く穏やかな関係を築くことができます。

他の犬種を順次掲載していきます。参考になればうれしいです。

【犬種図鑑


333 Dog-Care トリミングの道具店をもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで送信されます。