【犬種図鑑】ボーダー・コリーの歴史と性格|考え続けながら群れを導いてきた牧羊犬

こんにちは。
「333Dog-Care」店長の鈴木沙織です。

遠くの動きをじっと見つめ、体を低く保ちながらタイミングを計るボーダー・コリー。
静止しているように見えても、視線や耳、体重のかけ方は常に変化しており、頭の中では状況判断が続いています。

この「考え続ける姿勢」こそが、ボーダー・コリーという犬種を理解するうえで欠かせない要素です。


歴史とルーツ|境界の地で磨かれた牧羊犬

ボーダー・コリーの原産地は、イングランドとスコットランドの国境地帯です。
起伏のある地形と広い放牧地で、羊の群れを人の指示に従って制御する役割を担ってきました。

この仕事では、

  • 群れ全体の動きを把握する力

  • 人の合図を即座に理解する能力

  • 状況に応じて判断を変える柔軟性

が求められました。
その結果、ボーダー・コリーは犬種の中でも特に高い知的能力を持つ作業犬として確立されていきます。


基本データ

項目詳細
原産国イギリス
用途牧羊犬・作業犬・コンパニオン
体重約14〜20kg
体高約48〜56cm
寿命12〜15歳
被毛ダブルコート(短毛・長毛)
公認団体FCI・JKC

特長|視線と集中力に表れる役割

ボーダー・コリーの大きな特長は、「アイ(目)」と呼ばれる鋭い視線です。
羊を威圧するのではなく、視線と間合いで群れをコントロールします。

身体的には、

  • 無駄のない筋肉と軽快な動き
  • 長時間集中を維持できる持久力
  • 環境変化に即応できる敏捷性

を備え、知能と身体能力が密接に結びついた構造をしています。


性格と暮らし|知的欲求を満たすことが安定につながる

ボーダー・コリーは非常に学習能力が高く、人の行動や言葉をよく観察します。
一方で、刺激が不足すると落ち着きを欠きやすい傾向もあります。

暮らしの中では、

  • 頭を使う遊びやトレーニング

  • 役割を感じられる関わり

  • 単調にならない運動内容

を意識することが重要です。

単に運動量を増やすだけでなく、考える時間を確保することが、この犬種の安定に直結します。


健康上の注意|運動量と心身のバランス

活動量が高いため、運動不足はストレスにつながりやすくなります。
一方で、過度な運動や単調な反復動作は、体への負担になることもあります。

体だけでなく、心の疲労にも目を向け、
運動・休息・知的刺激のバランスを取ることが大切です。


まとめ|考え続けながら群れを導いてきた牧羊犬

・知的欲求を満たす関わりを持つ
・単調にならない運動を取り入れる
・役割を感じられる生活環境を整える

これらを意識することで、ボーダー・コリーとの関係は、より安定したものになります。


これからも他の犬種を順次掲載していきます。参考になればうれしいです。

【犬種図鑑


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